第18回福知山マラソンで...その1

きました。スタートまで4分37秒のビハインドをはねのけて、見事にグロスで3時間49分4秒の自己新をとりました。欲をいえば、この上に陸連登録者のスタート優遇が欲しかった...
この週末は3連休で、かつ例年の福知山マラソン開催日23日は真ん中、というわけで四国のような遠地からも参加しやすくなっているので、篠山と同じく実家に泊まって参加する事にしました。前日受付もしてしまったので、当日は乗り込むだけ。伊丹方面から参加する会社の元先輩(元っていう表現おかしいですね。部署が変わっても同じ会社にいたら先輩ということに変わりはありませんよね)と落ち合い、「tMadくんってけっこう走るんやって!?」などと冷やかされながら時間を待って、スタートラインへ。私は貴重品は車の中に置きっぱなしにしているのですが、ここは貴重品預かりがあってみんなが預けていきます。こういうのは便利ですね。
ところで、スタートラインといえば今年はゼッケンにスタートブロックが書かれているのですが、陸連登録者としての私は嘘が書けず、ベストタイムを正直に申告したのと、あとどうせこの時期はそんなにきちんと調整していないだろうからとベスト5分落ちのタイムを申告したのとで、どうやら4時間台のブロックに振り分けられたようです。目の前に4時間のペースランナーがついてました。
実際、今回は北海道マラソンのあと10月いっぱいまでろくな練習ができていなかったし、参加者1万人の大会でとてもとても記録は狙えそうになかったので、まあ4時間ちょっとかかってもいいか、と思いながらスタートラインに並びました。
というわけでスタート10秒前、「位置について」の声に周りがどっと沸きました。どうやってスタート位置につけというのでしょう、まあ、しょうがないですけどね。あっというまに10秒たちましたが、号砲が、「すかっ」という感じで鳴ったんだか鳴らなかったんだかよく聞こえませんでした。いちおうストップウォッチの計時はスタートさせましたが、あとから完走証をみると2秒ほど遅れたようです。周りからも「スカみたい」「今の号砲やったんか?」などという声が聞こえてきます。私はそんなことはどうでもよく、とにかく目の前の4時間ランナーを見失わないようにということと、あとスタートまでどれぐらいの時間がかかるのかが心配(陸連登録者にとっては、公式タイムは“よーいどん”からゴールまで)でした。のろのろと、途中ちょっと小走りになりながらようやくスタートラインをまたぎ、ここまで手元で4分35秒。800〜900mぐらいのビハインドを背負ってしまったことになります。当然これだけの人なのではじめの数kmも思うように走れないでしょう。先は長いので、10kmやハーフと違ってガマンするしかありません。愛媛マラソンだったら加速に利用するスタート直後の下り坂も有効に使うことができず、はじめの2kmを16分40秒かかりました。そのまま思うように走れない状態が続き、3kmを過ぎて土手を上り、音無瀬橋をわたっていきます。橋の上で急に眠気というか、あ〜なんかだる〜い、という感じに襲われてしまいました。まあ、もう仕方がありません。走れそうなところまで行くだけです。あいかわらず4時間ランナーを振り切れないどころか目の前にちらちらいます。御霊神社を通過して駅前を目指しますが、ここまできてもペースが上がってきません。「な〜んや駅前まで行かんのや」とつぶやいて折り返し、しばらく行くと5kmです。手元で33分44秒。はあ。人数多いしな〜。まあ、記録なんか気にしてないからええけど、どうやって言い訳しようか。